干場さんも愛する120双ポプリン

Update: 2015.09.15 | シャツについて

皆様、こんにちは。

過ごしやすい季節になりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

世の中には、沢山のシャツ専門店があります。
それぞれ企業特性がありますが、カミチャニスタは創業当初より、イタリア人ディレクター監修の下、シャツ型・縫製技法・生地セレクトをし続けております。

現在のディレクターのレオナルド・ブジェッリは、イタリアで自身の店をも持つ、シャツテーラーでもある事より、安い生地を使用する事を決して許しません。
(レオナルド自身のブランドイメージに繋がるので、致し方ない事ですよね)

日々、生地の開発と、生地屋さんからの情報に注力し、レオナルドが納得する生地を探し続けています。

現在販売中の新疆綿の120番手双糸のポプリンも、その1つです。
糸の密度、生地の光沢ともに素晴らしい生地です。
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白のポプリン生地と言えば、ビジネスシャツの定番中の定番。
カミチャニスタが配信した、メールマガジンを読んで、元・LEON編集部の干場さんがご連絡をくださり、120双ポプリンシャツを3点ご購入くださいました。

その後、事務所に立ち寄ってくださり、軽くシャツ談義をさせて頂きました。
帰り際に、ブログに掲載する事をご了承頂き、写真を・・・
もちろん、ご着用の白いシャツはカミチャニスタでした。
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干場さんと言えば、モデルをご経験後、出版業界でご活躍し、現在ではメディアでもご活躍されている、メンズファッション界のカリスマ的存在ですが・・・
実はカミチャニスタ創業当初からのお客様のお一人です。
ご購入商品は、ただひたすらに、白シャツ、白シャツ、白シャツ・・・たまにサックス無地。

伺ったところ、白シャツ以外は、あまりお召しにならないようです。
その代り、少しでも白色がくすんできたら処分。
常に綺麗な白シャツを着用する事を、心掛けているようです。
『FRAYや、BARBAのようにイタリアを代表するシャツは、素晴らしいけど、なかなかこのペースで買い替えるのは出来る事ではないですよね!だから、カミチャニスタは最高なんだよ』と笑いながらお話しくださいました。

干場さんが作った造語の【エコラグ】とは、エコロジーとラグジュアリーを合わせた言葉で、安くても、安く見えずラグジュアリーなスタイルをさすようです。
時計や、鞄は長く使える良い物で、シャツやTシャツは、とにかく清潔感を優先し、コストパフォーマンスの高い商品を身に着ける事が、干場さんのファッションの鉄則でした。

白シャツは、自分では【まだ購入したときの白のまま】と思っていても、意外に黄ばみ、くたびれている物。
【もう少し着れるかなぁ・・・】と思う当たりで思い切って処分する事が大事なのかもしれません。

実は、干場さんがいらした日、私も同じく白シャツを着てましたが、干場さんのシャツと比べたら、何だか自分のシャツがくたびれて、色がくすんでいる事に気が付いて、、、
帰宅したら、もう一度、タンスをチェックして、勇気を出して仕分けをしよう!
こんな事を思いながら、お話しをさせて頂きました。

干場さん、貴重なお話しを有難うございました!

そして自信をもって、沢山のお客様がビジネスシーンでご活躍する為のシャツ作成に尽力しようと勇気をもらえた一日でした。
引き続き、カミチャニスタを宜しくお願い致します!