皆様、こんにちは。

カミチャニスタ・テクニカルディレクターのレオナルド・ブジェッリ氏との、イタリアでのランチをリポートします!

その前に、簡単にレオナルドの紹介をさせてください!
1962年フィレンツェ生まれの52才。
仕立て屋のおじい様と、レディースシャツ作りをしていたお母様の影響を強く受け、職人の道へ。
1994年に自分の工房を同じくフィレンツェに作り、今では選ばれたお客様に絶大な支持を受けるシャツを作り続けてます。
本当に小さい工房で、一枚一枚ハンドメイドで、量産は一切しておらず、オーダーのみ!!
お一人お一人、自分で採寸してその方のパターンをつくり、一枚一枚丁寧に針を入れる・・・本当の仕立てシャツですね。
そんなレオナルドが監修をしてくれて、カミチャニスタは産まれた訳です。

彼との出会いは、もう15年くらいになりますか・・・
もともとの出会いは、同じくフィレンツェ出身の靴職人・故ステファノ・ベーメル氏からの紹介でした。
2人はアイテムは違えど、同郷で、職人同士気が合ったのかもしれませんね。

写真だけの印象は、とっても繊細で、気の優しい、穏やかで、少しシャイな印象を受けるのは、私だけでしょうか・・・
彼の性格は?の質問に対しての答えは、みんな共通に「本当にめちゃくちゃ良い人!!!!」
とにかく人の良い、イタリア人らしい気さくで、明るく、人を笑わせる事が大好きな素敵な男です。
本当に親日家で、通算20回以上来日していて、もちろん日本食も大好き!

そんなレオナルドと一緒に、フィレンツェ郊外の店に、ランチに行ってきました。
(店の名前がどうしても思い出せず・・・ご紹介できずすみません。。。)

まずは、定番の前菜と言えば、、、そう、生ハムです。
生ハム.JPG
そうきたら、彼らには絶対これが必要になるのです。
ワイン.JPG
他にもワインに合う前菜
素焼きしたナスとマッシュルームに、オリーブオイルと塩・胡椒。その上に、これでもかって程のパルメジャーノ・レッジャーノ。
本当に素材の味を楽しむ、とってもシンプルな料理です。
なすとチーズ拡大.JPG
前菜に、この2皿と赤ワイン。
こんな感じであれば、意外とシンプルな料理なので、男でも作れるかも???
こんな料理が作れる男は、間違いなくモテるんだろうな~
ここまでは良くても、前菜後のこれからが問題なんですよね・・・いつも。。。
パスタ.JPG
煮込み.JPG
その後も、赤ワインとの相性バツグンの、パスタと牛肉の煮込みと、しっかりとメインまで楽しませてもらいました。

皆様にレオナルドの写真を・・・と思い、カメラを向けると、自分も携帯のカメラをこちらに向け、写真を取り合う我々の何とも穏やかな、楽しいランチタイムでした。
レオナルド.JPG

皆様、こんにちは。

イタリアブランドとの取引を25年以上続け、常に社員が海外を飛びまわっているからこそ仕入れられる新鮮な情報や、現地の方でなくては入らない情報等・・・ただただ皆様に楽しんでいただくべく、ブログを通してお伝えして行こうと思ってます。
是非、お楽しみください!

さて、皆様も既にご存じの通り、イタリアはこの時期バカンス中。
バカンスに入る前から、何だか心ここにあらず・・・のご様子。
早いメーカーでは7月末からバカンスに突入。8月末まで家族で島でゆっくり過ごします。
我々の事務所も、この期間は電話が少なく、少し静かにゆっくり仕事と向き合える貴重なひと時!

カミチャニスタ・テクニカルディレクターのレオナルド・ブジェッリ氏も、バカンスを楽しんでいるようで、素敵な奥様の写真を送ってくれました!
東京のアスファルトの照り返し、ビルの間からの強い日差しとは無縁の世界。。。
うらやましいばかりですね。

バカンス中は、街も静かになるので、バカンス前に行ったフィレンツェのレストランをご紹介します!
毎年6月末は、灼熱の太陽のフィレンツェ。
今年は意外と過ごしやすい気候でした。

イタリアブランドのラルディーニ社長にご紹介頂きました、小さい小さいフィレンツェにある【Trattoria Coco Lezzone】
店内も、本当に落ち着いた昔ながらのトラットリアって感じでしょうか。
こんなお店は、地元の人に教えてもらわないと分かる訳がないですよね・・・感謝!
イタリアには、こんな小さいトラットリアが本当に沢山あるのですが、観光客を沢山集客できないので、あまり知られていなく、地元の人しか利用してない事が多いです。
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イタリアには沢山有名な食材や料理がありますが、フィレンツェと言ったら・・・そうです、ビステッカ・フィオレンティーナですよね!!簡単に言うと、フィレンツェ風のTボーンステーキと言ったところでしょうか。
熟成させた牛肉のかたまりを、レアに仕上げ、オリーブオイルと塩と胡椒のみ!!!
日本の高級肉の、やわらかい~とは真逆で、まさに肉!!!って感じで、脂身が少なく、凝縮した牛肉を、かみしめて味わいます。
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余談ですが、このブログを書いていたら、肉が食べたくて食べたくて・・・焼肉屋ランチに行ってしまいました。
上の写真とはくらべものにならない、私のランチの肉でございます。。。
ランチ肉.JPG
失礼しました・・・

さて、日本と違ってこの時期、日が長いイタリア。
最後に橋の上から、きれいなイタリアの夕暮れの写真をご紹介しましょう。
街の建物も歩道もすべて石作りだからこそ、この景観になるのでしょうね。
何でも新しい物は便利ですが、昔から変わらない物の美しさは本当に素晴らしい!
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