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趣味で筋力トレーニングをしている人は少なくないでしょう。一方で、筋肉が大きくなり、着ていたビジネスシャツやスーツが合わなくなってきた......という人も多いのではないでしょうか。こちらでは、スーツを着こなすために求められる筋力トレーニングや、筋トレ好きなビジネスマンにおすすめしたいビジネスシャツ選びの方法についてお話しします。

スーツが似合うようになるための鍛え方

一般的な以下のような部分を鍛えて引き締めるとスーツが似合う体型になってくると考えられています。

〇 胸筋を鍛える

スーツや少し胸元に余裕があるため、ある程度胸筋を鍛えて肥大化させるとフィットします。腕立て伏せやベンチプレス、ダンベルプレスなどで胸筋を大きくするのが一般的です。

腕立て伏せは自宅でもできる人気のトレーニングですが、正しいフォームを意識しなければ大胸筋にアプローチできず、肩や首を痛めてしまうことがあります。回数よりもフォームや目的の筋肉に効かせることを意識しましょう。

ダンベルはジムに必ず置いてあるフィットネスアイテムであり、自宅でもトレーニングに役立ちます。トレーニング初心者の方は、ペットボトルなどを持って上げ下げするだけでも十分な効果が得られるでしょう。

〇 体幹を鍛える

フォーマルな着こなしが求められるスーツは、姿勢が悪いと不格好に見えがちです。体幹のインナーマッスルを鍛える、正しい姿勢を保ちやすくなります。同じ姿勢を一定時間維持するアイソメトリックトレーニングで、腹筋と背筋のバランスを整えましょう。

体幹のアイソメトリックトレーニングとして代表的といえるのがプランクです。最初は30秒程度を目安に、徐々に時間を延ばしていきましょう。

〇 背中を鍛える
背筋を大きくすると相対的にお腹周りが細くなり、ウエストラインがくびれて見えます。チンニングスタンドなどを使い、懸垂運動を行うのがおすすめです。自重だけでは鍛えづらいため、ジムで重点的に強化することをおすすめします。
〇 お腹を鍛える
スーツに限らず、たるんだお腹は不摂生や年齢の象徴として見られてしまいます。日常的に腹筋運動を行い、たるんだお腹を改善しましょう。また、筋力トレーニングにあわせて有酸素運動を行い、脂肪を燃焼させることも大切です。

筋肉が増えるとそれまで着ていたシャツが着られなくなる?

体を鍛える前と鍛えた後では、各部のサイズが異なります。ビジネスシャツはジャストサイズのものを着用するのが基本です。つまり、筋肉の成長によっては、かつてジャストサイズだったシャツが合わなくなってしまうことがあります。

特に、ハードなトレーニングを行っている人の間では昔買ったビジネスシャツが着られなくなってしまった、という悩みが頻繁に聞かれます。腕や胸が窮屈になる反面、ウエストが余ってしまうことが多いようです。そのまま同じビジネスシャツを着ていると、不格好になってしまいます。

既製品シャツでは合わない可能性も

既製品のビジネスシャツは胸がそれほど大きくなくウエストのくびれが少ない一般的な体型に合わせて作られています。トレーニングを激しく行っている人の場合、特に胸が大きく発達するケースが多いでしょう。胸のサイズに合う既製品のビジネスシャツを購入すると、ウエストが余ってしまいがちです。

そのため、筋力トレーニングに取り組む多くの肩が「既製品シャツが合わない」という悩みを経験しています。胸とウエストの周長が12cm以上ある場合は、既製品のビジネスシャツではフィットしづらいようです。

筋トレしている人ならオーダーシャツがおすすめ

上述したとおり筋力トレーニングで筋肉が肥大していると、既製品シャツが合いづらくなってきます。一般的な体型とは異なるため、単なるサイズアップだけでは対応できないケースが大半です。窮屈な部分と余裕のある部分が生まれてしまいます。

そのため、筋肉が大きく成長している場合はオーダーシャツがおすすめです。各部を採寸して作るオーダーシャツであれば、各部のサイズ差が大きい体にもフィットさせることができます。既製品のシャツよりは高くついてしまいますが、だらしないビジネスシャツの着こなしや印象を悪化させてしまうため、筋肉が成長している方はオーダーで購入してはいかがでしょうか。

筋トレを継続するなら定期的にオーダーを

筋力トレーニングを続けていると、徐々に体型が変わってきます。目的の体型に近づいていくのは望ましいことですが、ビジネスシャツのサイズも徐々に合わなくなってくるため悩ましいところです。常にジャストサイズを維持したい場合は、定期的にオーダーシャツを注文しましょう。特に、胸のフィット感には注目してください。

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体作りは身に付けるファッション以上に外見の印象を変えます。元来、スーツやビジネスシャツは体格の良い欧米人の体に合わせて作られていますが、日本人でも程よく体を鍛えれば十分に着こなすことは可能です。せっかく望みの体型が作れたのであれば、シャツやスーツをオーダーメイドしてみましょう。

知っておきたいビジネスシャツのインナーに関する基礎知識

ビジネスシャツの下には通常、インナーを着用します。外からはっきりと見えることはありませんが、透けたり、汗がしみたりすることもあるため、インナーは慎重に選びましょう。こちらでは、ビジネスシャツを着るうえで知っておいていただきたいインナーの基礎知識についてお話しします。

インナーが必要な理由をおさらい

ビジネスシャツを着るうえで、インナーは決して必要というわけではありません。実際に、シャツが下着として考えられているヨーロッパでは地肌に直接ビジネスシャツを着る人も少なくありません。一方、日本ではマナー的な問題からほとんどインナーが必須と考えられています。まずは、インナーが必要な理由についておさらいしておきましょう。

地肌が透けるのを防ぐ
インナーなしでビジネスシャツを着用すると、汗で生地が地肌に張り付いてしまいます。白いシャツが汗を含むと、地肌や体毛が透けて見えてしまうでしょう。対面する人によっては、不快な印象を与えてしまうかもしれません。
汗によるシャツの張り付き・汗ジミを防ぐ
汗によってビジネスシャツが地肌に張り付くと、窮屈さから動きづらくなってしまいます。また、汗ジミが繊維に定着してしまいやすいのも問題です。
ニオイを防ぐ
防臭性能があるインナーもあります。脇のニオイや加齢臭が気になっている場合は、こうしたインナーをエチケットとして選びましょう。着用している時のニオイを防ぐことができます。
暑さを防ぐ
冷感機能付きインナーを着用すれば暑さを防ぐこともできます。高温多湿になる夏には特に効果的です。インナーの性能によっては、地肌にビジネスシャツを着た時以上に涼しさを感じられます。

透けないためのインナー色選び

上述したとおり、地肌を透かせて見せないことはインナーを着る目的のひとつです。しかし、インナーの色によっては地肌のインナーの境界線がビジネスシャツの上から透けてしまいます。代表的な白、ベージュ、グレーのインナーに関して、ビジネスシャツの上からの見え方についてお話ししましょう。

インナーの色としてスタンダードな白ですが、ビジネスシャツの下に着ると肌との境界線がはっきりとわかってしまいます。肌との色の差が大きいため、ビジネスシャツの下に着るインターとしてはおすすめできません。
ベージュ
ビジネスシャツの上から透けないインナーの色としてはベージュがベストです。ただし、「肌着感」がかなり強い色のため、抵抗を持つ人は少なくありません。基本的にベージュのインナーを露出させるのは避けたほうがよいでしょう。
グレー・ライトグレー
肌の色とは大きく違うものの、ビジネスシャツの上から透けて見えにくいのがグレー・ライトグレーのインナーです。ベージュのような「肌着感」はそれほどないため、インナーとしてバランスのとれた色といえます。

インナーの形状

インナー選びでは形状も重要です。代表的なインナー形状の特徴についてそれぞれお話しします。

ノースリーブ
ノースリーブタイプは袖がなく、腕の部分が快適です。また、ビジネスシャツの上からも腕の部分を細く見せる効果があります。ただし、脇がカバーされていないため、脇汗には注意が必要です。
タンクトップ
タンクトップはノースリーブよりもさらに生地面積が少なく涼しさを感じますが、その分、地肌が透けやすい形状です。特に背中が透けやすいため、ジャケットを脱ぐ際のインナーとしてはあまりおすすめできません。
クルーネック
クルーネックは丸首とも呼ばれ、首元が詰まっているタイプのインナーです。カジュアルな印象のインナー形状ですが、夏場のインナー形状としてはおすすめできません。ノーネクタイで首元のボタンを外すと、インナーの首元が露出してしまうことがあります。
Vネック
Vネックはその名のとおり首元がVの字になっているタイプのインナー形状。ノーネクタイでビジネスシャツのボタンを外しても露出しづらく、便利なインナー形状です。季節を選ばずに着用できるため、最も人気なインタータイプといえます。

状況に合わせた高機能インナーもおすすめ

状況に合わせて以下のような機能が付帯したインナーを着用するのもおすすめです。

メッシュ
メッシュタイプのインナーは通気性が良く、着心地が軽やかです。夏場の汗も素早く乾きます。
冷感
特殊な加工で放熱性能を高めている冷感タイプのインナーもあります。インナーを着たまま涼しさを感じられるため、ジャケットを脱げないシチュエーションなどにもおすすめです。
速乾
汗を素早く吸収し、発散させる速乾タイプのインナーもあります。各メーカーで仕組みは異なりますが、インナーの下で汗をかいていても快適な状態をキープできるため、汗をかきやすい人におすすめです。夏場で移動が多い日などには特に役立つでしょう。

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インナーは通常ビジネスシャツの下に隠れており、露出することはありません。しかし、ビジネスシャツを快適に着るためには大切な要素です。ビジネスシャツを日常的に着用している人であれば、ぜひインナー選びにも気を使ってみてください。

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徐々に気温も上がり、ビジネスシーンの服装スタイルを変える時期に差し掛かっています。今年はビジネスシャツに加え、ポロシャツのスタイルを取り入れてみてはいかがでしょうか。こちらでは、ビジネスでポロシャツを着る是非や、着こなし方についてお話しします。

ポロシャツの定義

まずはポロシャツの定義を明確に把握しておきましょう。

メーカーによって細かな違いがあるものの、基本的にニット素材で作られた衿付きのシャツであればポロシャツといえます。基本的には半袖であり、春から夏にかけて着られるアイテムです。その素材から、伸縮性に優れており、着心地のよいシャツだと考えられています。また、カラーバリエーションや柄が豊富です。

もともとは、1920年代のイギリスにて、馬にのって行う球技「ポロ」のユニフォームとして生まれました。一般的に知られるようになったのは、テニスの試合で着られるようになったタイミングです。つまり、もともとはスポーツウェアとして生まれたシャツということになります。

ビジネスシャツとの違い

基本的にフォーマルなアイテムであるビジネスシャツに対し、ポロシャツはカジュアルな側面が強いといえます。その他、袖の長さや伸縮性のなどの違いがあるほか、柄やカラーのバリエーションもポロシャツのほうが豊富です。

ポロシャツの素材

ポロシャツに使用される代表的な素材をご紹介します。

綿
綿は吸水性・放湿性に優れており、タオルの素材としても用いられています。肌触りもよく、シャツの素材としては申し分ありません。
ポリエステル
ポリエステルは耐久性に優れており、多少ハードに取り扱っても長持ちします。また、洗濯を繰り返しても型崩れしにくいのが魅力です。
混紡繊維
2つ以上の素材を組み合わせたものは、混紡繊維と呼ばれます。代表的な綿とポリエステルによる混紡繊維は、双方の特性である吸水性と耐久性をバランスよく兼ね備えています。
天竺
天竺は綿や麻を表編み裏編みという2種類の編み方で組み合わせた記事のことです。適度に伸縮性が抑えられ、ほどよいフィット感が得られます。ポロシャツ、Tシャツなどの肌着では一般的な生地です。
鹿の子
鹿の子は、凹凸のある表面が特徴的な編み方です。その表面形状から肌との接地面が少なくなり、涼感や通気性が得られます。

クールビズにポロシャツを着る選択肢

通気性に優れる、動きやすいといったメリットがある反面、一般的なカジュアルシャツよりはフォーマル感を出せることから、ビジネスシーンでもクールビズ用のシャツとしてポロシャツが着られています。

もちろん、カジュアルな印象が強いシャツのため、シチュエーションはある程度限定されるでしょう。会社の風土や環境の点から問題なく、社外の方と対面しない日のみ着用するのが無難です。

クールビズ用ポロシャツの選び方

クールビズ用に着るポロシャツの選び方についてお話しします。

台襟付きが前提
クールビズ用としてポロシャツを着るのであれば台襟付きのものがおすすめです。台襟は襟を立たせるための土台となる帯状パーツのこと。台襟がない場合、ソフト印象が強くなりすぎ、ビジネスシーンでは過度にカジュアルに見えてしまいます。
主張しない色柄
ポロシャツに豊富な色・柄がありますが、クールビズ用としては主張の強くないものを選びましょう。具体的には、柄は無地かストライプ、色はブラックやサックスブルー、ネイビーなどがおすすめです。
ビジネスシャツと同様ジャストサイズで
カジュアルシーンであればオーバーサイズのシャツを着る選択肢もありますが、ビジネスシーンでは控えたほうが無難です。ビジネスシャツと同じように、ポロシャツも基本的にはジャストサイズで選びましょう。ジャストサイズであれば、タックイン・タックアウトにかかわらずカジュアルになりすぎません。

ポロシャツと合わせるパンツ

カジュアルにもフォーマルにもなれるポロシャツだけに、合わせるパンツ選びには迷ってしまうかもしれません。ビジネスシーンでポロシャツを着ることを考え、適しているパンツのタイプについてお話しします。

スラックス
ジャケットスタイルのように、スラックスをポロシャツに合わせることもできます。細身のスラックスであれば、ポロシャツのカジュアルさをほどよく緩和してくれます。紺のポロシャツにグレーのスラックスなど、同系統の色でそろえるのがおすすめです。
チノパン
ポロシャツ × チノパンもクールビズの代表的なコーデのひとつ。シャツインせずに着ると、よりカジュアルなスタイルになります。白いポロシャツに黒いチノパンなど、対照的なカラーコーディネートにするのがおすすめです。

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TPOさえわきまえれば、ポロシャツはクールビズで大活躍します。涼感機能が付いたビジネスシャツなどで夏を乗り切ることもできますが、ポロシャツをバリエーションのひとつに加えると快適性が向上し、さらに着こなしが楽しくなるかもしれません。今回の内容を参考に、ぜひポロシャツをビジネスシーンでも使いこなしてください。