SHIRT MATERIAL
ブロードクロス(ポプリン)
- Broadcloth
- ブロードクロス(ポプリン)
- 表面に上品な光沢が浮くドレスシャツの代表的な生地。単糸を2本撚り合わせた双糸は糸の太さが均一化されるため生地がなめらかになります。80~120番手双糸でも高級感ある生地となりますが、カミチャニスタではさらに上質な140番手双糸のシャツも展開しています。
ロイヤルオックスフォード
- Royal Oxford
- ロイヤルオックスフォード
- ピンオックスよりも細番手の糸を使った菱形の織りが特徴で、生地は薄手で柔らかく、表面には上品な光沢感が浮き上がります。さらりとドライな肌触りで、汗をかいても素肌に張り付きにくく快適に過ごせるので、ビジネスシャツとしてもドレッシーに着ることができます。
ピンオックス
(ピンポイントオックスフォード)
- Pinpoint Oxford
- ピンオックス
(ピンポイントオックスフォード)
- オックスフォードより細番手の糸を使用しています。織り目が詰まっているので、きめが細かく表面は上品なタッチです。ブロードに比べると厚みとハリがありますが、素肌に着たときに肌触りが心地よく、ビジネススーツに合わせることもでき、通年でも着られます。
オックスフォード
- Oxford
- オックスフォード
- 太番手の糸を使用しているため、ふっくらと厚みがあります。通気性に優れドライなタッチなので、汗をかいても張り付きにいのも特徴です。ボタンダウンシャツの定番素材として知られ、カジュアルな印象ですがタイドアップもノータイもこなせる汎用性の高い生地です。
ヘリンボーン
- Herringbone
- ヘリンボーン
- にしん(Herring)の骨(Bone)という意味で、日本名は杉綾織りといいます。遠目に無地にも見えますが、光の加減で山と谷が連続する魚の骨の様な織り柄がストライプ状に浮き上がるのが特徴です。ドレスシャツに相応しい柔らかく滑らかな生地で、上品な光沢感があります。
ツイル
- Twill
- ツイル
- 一般的に綾織りと呼ばれる生地の総称で、斜めの畝(うね)状に見える織り柄が特徴です。生地には厚みがありますが、柔らかな風合いでドレスシャツにも十分対応。ブロードクロスなど平織りの生地に比べてシワになりにくいという特性があるため、ビジネスシャツとして重用されます。
カルゼ
- Kersey
- カルゼ
- ツイルより太めの綾織り生地で、立体的な斜めの畦(うね)が特徴です。ブロードクロスよりしっかりとした肉厚の生地で、独特の柔らかな風合いと上品な光沢があります。カミチャニスタでは、200番手双糸を使ったフランス綾と呼ばれるやや細めの畝生地も展開しています。
サテン
- Satin
- サテン
- 繻子織(しゅすおり)とも呼ばれるサテンは、とろけるようにやわらかく滑らかな生地。糸密度が高いためシルクのような強く美しい光沢感があり、華やかな雰囲気を醸します。季節を問わずビジネスからパーティ、フォーマルにも着用でき、汗をかいても気軽に洗濯できます。
サテンストライプ
- Satin stripe
- サテンストライプ
- サテン織りのストライプが浮き上がる、カミチャニスタでも人気の高い柄生地です。ストライプ部分には光沢感があるため、ドレッシーな印象を醸しながらビジネスからフォーマルまで幅広いシーンとスタイルに着られます。ストレッチを混紡したものもラインナップされました。
ドビー
- Dobby
- ドビー
- 特殊な織機を使い、たて糸をいくつかのグループに分けて操作することで、小柄の模様を織り出しています。柄に光沢があるものが多く、ピケ、ツイルなど、さまざまな生地がふくまれますが、遠目には柄が浮かず、近くで見たときに洒落た印象を醸してくれます。
ハケメ
- End on end
- ハケメ
- 別名「エンド・オン・エンド」。漢字で「刷毛目」と書くように、表面に細かい色糸と白糸が混ざって、刷毛で掃いたようにかすれた線柄が浮く織り地のこと。単色無地とは異なる味わいがあり通年着られますが、見た目に涼やかな印象なので春夏向けの生地として人気があります。
ピケ
- Pique
- ピケ
- たてよこ二重織りの組織で、細かいワッフル状の立体感ある生地です。さまざまな衣類に使われますが、シャツ生地ではたて畝が多く使われます。通気性に優れているので肌あたりが軽く、サラリとドライなタッチで、見た目にも清涼感があり夏生地として人気があります。
シャンブレー
- Chambray
- シャンブレー
- 一般的にたてに色糸、よこに白または未晒し糸を使った平織り生地。色糸にはインディゴブルーが使われることが多く、糸を使うことで独特な霜降りの風合いになります。洗いざらすことでカジュアルな雰囲気で着こなせますが、最近はタイドアップする着方も人気です。
バスケット
- Basket
- バスケット
- 密集した糸のまとまりを交互に織り上げた様子が、編み籠(バスケット)のように見える生地のこと。厚みはありますが上下左右の織り目に隙間があるため通気性に富み、ざっくりとした風合いが損なわれません。ドライなタッチが持続するので、春夏生地に適しています。
カラミ
- Leno Cloth
- カラミ
- 2本のたて糸をよじりながら、よこ糸を織り上げていく特殊な織り方で表現される網目状の独特な生地です。立体組織なので通気性が高く、吸湿・発散性に優れるので夏生地として最適です。着心地は清涼で肌触りもさらりとドライ。希少性が高いこともあり、人気の生地です。
フランネル
- Flannel
- フランネル
- ふっくらとしていて柔らかく、うっすらとした毛羽をもつコットンフランネルは、ウールのフランネルに比べ肌なじみが良く、手軽に洗濯できるイージーケアが魅力です。見た目にソフトで暖かそうな印象を与えてくれるので、秋冬用のカジュアルシャツとして多用されます。
コーデュロイ
- Corduroy
- コーデュロイ
- かつてはコール天と呼ばれていたこの生地は、ワークウェアに使われていたこともあるほど耐久性の高いシャツ地です。たて方向には畝があり、短い毛羽には光沢もあります。触れた瞬間に温かく感じ、着ていても温かい厚地なので、秋冬に適した生地といえます。
鹿の子
- Moss stitch
- 鹿の子
- ポロシャツに多用されるニットの編み生地のひとつです。編み地が鹿の子供の背中にみられる白いまだら模様に見えることからこの名がつきました。表面が凸凹しているので肌への接面積が少なく、吸汗・発散性があり伸縮性が高いためスポーツウェアに多用されます。
ストレッチ
- Stretch
- ストレッチ
- 糸に伸縮性のあるポリウレタンを混紡することで、生地に伸縮性が備わり、着用時の動きやすさに優れます。身体に適度にフィットしても突っ張る感じがなく、生地にはハリがあるのでシルエットもシャープに見えます。近年開発が進み、細身シャツの素材として人気です。
リネン(麻)
- Linen
- リネン(麻)
- 綿やシルクに比べて吸水・発散性に優れ、水分や汗を素早く吸い取り拡散してくれるので肌触りがサラッとしていて涼感があるため夏生地として人気です。繊維に節があるためところどころにムラがあり、こまかいシワが付きやすいのも特徴で、着こむほどに味わいも増します。
ハニカム
- Honeycomb
- ハニカム
- 英語でミツバチ(honey)の櫛(comb)=「ミツバチの巣」を意味するように、正六角形を隙間なく並べた凸凹組織がちょうど蜂の巣に似ている変化組織です。日本名で蜂巣織りと呼ばれ、厚みがありつつもサラッとした肌触りの良さが特徴。また、冬は保温性があって緩かいという一面も兼ね備えています。