200番手双糸 超高級番手シャツ  ~驚愕の8.500円~

Update: 2015.07.15 | シャツについて

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皆様、こんにちは!

現在販売中の、200番手双糸シャツについて、今回は少し掘り下げてお話しします。
既にご存じの方も沢山いらっしゃると思いますが、お付き合いください!

まず始めに、糸番手とは・・・
簡単に申し上げると糸の細さを示してます。
数字の値が高くなればなるほど、糸が細くなります。
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カミチャニスタ200番手双糸シャツは、上記画像に乗っていない、【200番手】の糸で、超超極細糸!!!

そして、双糸とは・・・
2本の糸をよって1本の糸にしているものを示します。単糸とは、1本の糸を示します。
200番手双糸というと、200番手の糸を2本よって、1本の糸にしたもの。
結局100番手単糸とほぼ同じ糸の太さになるわけです。
では、100番手単糸でも良いのでは???
生地の厚みは、100番手単糸と同じですが、2本の糸をよっているので、糸本来の強度が全く異なります。

何故、高番手の糸は、高級とされるのか???
細く糸に加工する(紡績)するには、綿花の中でも繊維が長い超長綿を使用しなくては作れないからです。
下の画像のように、繊維が長いものを選び、高番手糸に加工する必要があります。
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同様に、紡績・生地加工中に糸が切れる等、非常に繊細な為、熟練の加工場でなくては製作できません。

繊維が長い、良い綿を使用して加工された生地の特徴は、毛羽がすくなく、光沢があり、まるでシルクのような肌触りです。ストライプ等の柄物になると、より良さが引き立ちます。たとえば、白とサックスのストライプの場合、色の分け目が、非常に綺麗にクッキリと柄がでます。
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一般的にビジネスシャツとして使われる生地は、60番手単糸前後がよく見受けられます。
その為、生地屋さんもこのクラスの生地を沢山在庫して、メーカーさんに卸していますが、200番手双糸となると、在庫を持っている生地屋さんは皆無。。。(高すぎて、購入するメーカーさんがないので、在庫リスクが高すぎる為、仕方ない事ですよね)

やはり、他社と異なる、最高級な商品を作成するには、自社開発するしかない。。。
こんな議論をし始めたのが、ちょうど1年前。
普段はイタリアにいる、レオナルドも巻き込みながら、開発から1年の時間を経て製品化しました。
根気強く、開発に協力してくれた、生地屋さんには大変感謝してます。
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試作生地を、レオナルドにチェックしてもらう打ち合わせ前の写真を掲載します。
この瞬間が、我々にとって一番緊張します・・・
レオナルドの厳しいチェックも、無事クリアして、現在販売中です!


糸が細けりゃ良いってもんじゃないよ~こんな声もあるかもしれませんが、一度商品を触ってください!
写真画像では、表現できない光沢としなやかさを保障します!

この200番手双糸の生地を使用し、更に、非常に高価な白蝶貝ボタンを使用していて、8.500円(税抜)でご用意しております。

今後は、200番手双糸シリーズの柄バリエーションも増やして展開していこうと思ってます。
引き続き、カミチャニスタを宜しくお願いいたします!